久しぶりに朝寝をしました。ずっと7時起きでつらかった
普通の人には当たり前の時刻でしょうが、生活リズムが急に変わると
この年〈三十歳・独身。犬二頭〉には結構つらいの。
さて、相変わらずの家の中でのソファでの二人です。
「舞、最近、ママはなんだか疲れてない?」
「にいたん、にいたんが具合悪かったから、ママは心配で心配で
仕方なかったんだよ。」
「そうか。僕、なんだかおなかの調子が悪かったね。舞みたいに盗み食い してないけど。」
「にいたん、舞だって盗み食いなんてしてないよ。」
「でも、さあ、舞!もう少し静かにできない?、
僕さあ、たまにはのんびり過ごしたいときもあるんだよ」
「にいたん、そうなの?舞はいつもにいたんと遊びたいんだ
ごめんね、にいたん!舞、すこしおとなしくなるよ」
「でもさあ、このソファ、本当はママのテレビ観賞用なんだよ
僕さ、これをママが買うとき、付き合ってあげたんだ
最近、ママが、・・これって私のなのに・・・てよく言ってるの
舞!気がつかなかった?」
「舞、ぜんぜん気がつかない!だって、このソファ、舞のだよ。
舞にぴったりの色だもの」